2003年の大ニュース？

2003年を振り返って、個人的なニュース、個人的に影響を受けたニュースをピックアップしてみました。

阪神タイガースのセ・リーグ優勝

2003年9月15日、新たな歴史が刻まれた。18年振りの阪神タイガース優勝に日本中が湧いた。負傷者が出てもカバーできる選手層の厚さが昨年との違いだった。そして、後にジョークで松井自身が星野元監督に語ったように松井が渡米したことも理由の一つか（？）

阪神タイガース、日本一を逃す

2連敗しての3戦目、藤本のサヨナラ犠牲フライ。4戦目、金本のサヨナラホームラン！素晴らしい試合を魅せてくれた日本シリーズは数年ぶりに第7戦までもつれた。だが、惜しくも日本一には届かなかった。感心したのは、この7戦目の放送体制。テレビ東京が放送権を獲得し、実際の放送時にはサンテレビやKBS京都など各地の地方局が中継した。サンテレビが日本シリーズを放送する、これは快挙だったろう。

サッカー天皇杯で京都パープルサンガ優勝

2003年1月1日、今年のサッカーは天皇杯決勝から始まりました。京都パープルサンガは鹿島を下して優勝した。しかし、１年後、12月にはJ2への降格が決定。勝負の世界の厳しさを、浮沈の激しさを見せられました。

弟が結婚

5月に弟が結婚した。社内結婚だそうだ。その後も何かと忙しいようで。
マーフィーの法則その１：年齢差が小さい場合、弟や妹が先に結婚する。
その２：結婚すると転勤がある。

椎名桔平が結婚

2003年9月15日の翌日、阪神優勝を伝えた新聞の芸能欄に記事が載った。俳優の椎名桔平（39）と女優の山本未来（28）が結婚した。8年間という交際期間と、現在の年齢に驚いた。
交際のきっかけは深夜ドラマ「ブラックアウト」での共演だった。和製「Ｘファイル」を目指したドラマに主演しているあたり、上野高校OBのマニアックさの面目躍如といったところか。

『トリニティ・ブラッド』シリーズ累計100万部突破

小説『トリニティ・ブラッド』がR.O.M.シリーズ6冊、R.A.M.シリーズ4冊の累計で2003年秋に100万部突破しました。作者の吉田直氏にはスニーカー大賞を受賞した頃から注目し、応援しているだけに嬉しいニュースでした。

私的明治ブーム

2004年大河ドラマは『新選組！』であるが、個人的には数年前からマイブームであった。2003年は特に、架空伝奇新選組RPG『上海退魔行』で一つの頂点に達した感がある。
2003年の私的明治ブームを締めくくるのは映画『ラストサムライ』だった。全くのフィクションであり、トンデモ考証へのツッコミどころも多い。しかし、明治初期の士族叛乱をベースにした構成はなかなか。武士道精神の描き方は、日本人が見失った大切な何かを思い出させてくれる感動モノであった。サムライ俳優たちの活躍も良かった。

映画『ロード・オブ・ザ・リング／二つの塔』公開

あとは『王の帰還』を待つのみ。『旅の仲間』は期待以上の出来で、『二つの塔』はそれ以上。どこまでいくのか楽しみだ。

深作欣二監督永眠す

『仁義なき戦い』『柳生一族の陰謀』他多数の映画を制作してきた深作欣二監督が2003年1月12日に亡くなった。個人的には『魔界転生』『宇宙からのメッセージ』などの個性的な作風という印象の方が強い。遺作『バトルロワイヤル２　鎮魂歌』は深作健太氏が引き継いで完成された。完成度自体はアレなんだが、魂の叫びが聞こえてくる作品だった。
また、タランティーノ監督が『KILL BILL』の冒頭で「respect 」と深作監督に捧げるメッセージを示したことは、映画人にとっても強い影響力があった人だと思わされた。

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