晴明神社は、平安京の北東を守護した安倍晴明の邸宅跡で、安倍晴明を祀っています（本当は邸宅跡は別の場所なのですが）。堀川通りに面して鳥居と狛犬があります。西に入って一つ通りを挟んだところにもう一つ鳥居があり、その先に神社があります。

晴明が式神を封じていたと言われる、一条戻橋は晴明神社の南東にあります。他にも渡辺綱が鬼と会ったという伝説や、死者が生き返ったという伝説があります。ただし、橋は最近になって新しく掛け直されました。古い橋の一部が神社に残されています。だからといって、安倍晴明が橋の下に式神を封じていた気は失われたわけではありません。

神社の境内では提灯をはじめ、あちこちに晴明判、すなわち五芒星（☆）が描かれています。最近は、某古書店主武蔵野晴明神社神主のファンもよく訪れているようです。余談ですが、晴明神社の五芒星お守りステッカーは魔除けの効果があり、パソコンに貼っている人もいます。

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