トロウル・ウォリアー

「混沌なんぞくそくらえ。赤月女神も太陽神も嵐の神も恐れはしない。 立ちはだかる者すべて粉砕してくれるわ。」

　遙かなる過去、遠き異国の地にて。帝国と蛮族が抗争を続け、混沌が人類を脅かす世界がありました。 その世界において、個体としては最強の能力を誇った種族こそ彼らがトロウル種族なのです。 人類を凌駕するパワーと魔力、何でもたべられる胃袋、物怖じしない豪快な性格、闇で鍛えた 聴覚と隠密能力など。
　かろうじて拮抗を保っていた混沌との戦いがディーヴァの介入によって、不利な状況に 傾いてからも、彼らトロウル種族は最後まで戦いました。その強靱な体力・生命力が ドラコニスに見つけられ、傭兵としての道を歩き出したのです。



●能力値修正
「体力＋２」（30CP）
「生命力＋１」（10CP）

●追加特徴
「ソナー」（20CP）
　暗闇でも音波を感じて周囲の状況がわかる。
「不死身の消化器官」（10CP）
　摂取する種類の毒に対する耐性があり、影響を受けない。

●追加技能
〈メイス〉：敏捷力（2CP）
〈盾〉：敏捷力（1CP）
〈忍び〉：敏捷力-1（1CP）
〈打楽器〉：知力-2（1CP）

●弱点
「高慢」（-5CP）
「暑い場所が苦手/行動に-2ペナルティ」（-10CP）
「くいしんぼ」（-5CP）
「嫌な行動/悪食にして大食漢」（-5CP）

●愛用品／イン・ザ・マーク
　鉛製のメイスとスモールシールドを収納しています。 鉛製のメイスは青銅製よりも重くなっており、重量6kgで「叩き：振り+4」のダメージ を与えます。武器破壊ルールを採用しているなら軽量な武器で受けたら壊れてしまうでしょう。 種族の武器職人がバランス調整をしているので、トロウルが使用する限りは 振るっても非準備状態にはなりません。
　スモールシールドは受動防御3で、重量7kgです。 余分に１ＣＧを費やしています。

●装備
　　Ａ．Ｂ．Ｆ／３ＣＧ
　　イメージ・インデューサー／１ＣＧ
　　ヘビー・ドラゴン・スーツ／３ＣＧ
　　　鈍い色の光沢を持つ鎧の形状をしています。
　　　受動防御3、防護点4、重量は［体力+5］kgです。

　　所有クロノジェム３点


備考
　最強の前衛戦闘要員です。本当は外皮による防護点も欲しいところですが、失ってしまったというところ でしょうか。他に、魔法も使えるCP度外視の個体もいるかもしれません。
　日本語で遊べる多数のTRPGシステムで、ＰＣとして使用できる人間型種族のうち、 最強と言っても過言ではないです。1990年にRPGマガジンに掲載された 水野良先生の小説「ヘンダーズ・ルインの領主」を読んでファンになった人も多い、かな!?