妖怪の就職ガイド

「百鬼夜翔」では、多くの妖怪が何らかの職業に就いて人間社会に紛れ込んでいます。妖怪としての事件調査活動を考えると、適した職業と不向きな職業があります。「百鬼夜翔」にも現代日本職業表が掲載されていますが、別の観点から職業を紹介します。
（収入については「百鬼夜翔」P284の職業表が参考になります。）

「百鬼夜翔」P183の技能ユニットを参考にして、下表のように分類して紹介します。

Type A　運動選手	妖怪の高い身体能力を生かした職業。
Type B　調査業務	事件を積極的に調査するのに適した職業。警察関係も含む。
Type C　水商売	夜に生きるという意味で妖怪の生き方と似た職業。実力次第では高収入。
Type D　風来坊	職業といえるかどうか。一つの土地にとどまらない旅人。
Type E　電脳関係	21世紀において、情報戦を制するのに電脳は欠かせない。
Type F1　学生	時間を自己裁量で使えるのは学生の特権。
Type F2　勤め人	多数の人間に混じって目立たずに生きる妖怪なら。自営業も含む。
Type G　裏社会	ある意味で人間と妖怪の区別や経歴に関係ない職業かも。
Type H　文筆業	積極的に事件に首を突っ込んでも怪しまれない職業。大学教授等も含む。
Type I　芸能人	生まれの要因によって、この職に就く妖怪もいる。狂言師や手品師も含む。
Type J　その他	技能ユニットにはない専門職。医者や弁護士など。

書式の説明

時間の都合：　本業をおろそかにして事件調査にかけられる時間。

情報入手性：　事件関連の情報に接触できる可能性。

収入レベル：　その職業で得られる金銭の程度。

技能など：　その職業で得られる技能、あるいは必要な技能。

社会影響力：　事件の事後処理などが可能かどうか。

上記の５項目について書いたあとで、追加情報などを書いています。また、参考となる小説・漫画・映像作品も挙げています。参考作品が偏っているのは筆者の趣味です。