妖怪の就職ガイド

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大学生

時間の都合：　かなり融通がきく。自己責任で授業を休むこともあり。

情報入手性：　学生間の噂などを聞くこともある。

収入レベル：　少ない（バイトと仕送りによる）。妖怪は奨学金を貰えるだろうか？

技能など：　学業、調査、専門分野の学術知識。（技能ユニットＦも参照）

社会影響力：　ほとんどない。

時間の都合が付けやすく調査活動に多くの時間を費やせるという理由から、妖怪に適している職業の一つです。しかし、長い間同じ場所にとどまっていることはできず、４年（長くて８年）で学部を卒業し、大学院に残れてても約５年まででしょう。学生サークルを装った妖怪ネットワークが存続しにくい理由もその辺にあります。

高校生

時間の都合：　放課後と休日は融通がきく。

情報入手性：　学生間の噂などを聞くこともある。

収入レベル：　少ない（バイトが可能なら）。

技能など：　学業、調査。（技能ユニットＦも参照）

社会影響力：　ほとんどない。

妖怪だって学校に行くこともあります。外見年齢の若い妖怪が社会勉強のためとか、高校生が先祖返りで妖怪になった場合とか。あるいは、学校内のトラブルは学生にしか解決できないので妖怪学生が活躍するとか。しかし、長い間同じ場所にとどまっていることはできず、３年という限られた期間で卒業することになります。稀に、永遠に高校生を続ける転校生というパターンもありかも。
（参考：『スケバン刑事』『炎の転校生』『女神転生』）

サラリーマン、ビジネスマン

時間の都合：　忙しい。イザというときは有給休暇。

情報入手性：　あまりない。

収入レベル：　標準。

技能など：　コンピューター操作。（技能ユニットＦも参照）

社会影響力：　あまりない。

気楽な稼業と言われたのは高度成長期の昔の話。24時間戦ったのはバブル景気の昭和末期の話。いまや妖怪とバレたらクビになる厳しい時代（「百鬼夜翔」イントロ・ストーリーはちょっと違うけど）。
でも、多くの人間に紛れ込むには企業に就職するというのも一つの手段です。その際には、経歴に不備がないよう注意しましょう。妖怪の能力を少しだけ使って出世するのも、昼行灯と呼ばれるのも、バレない限りは有りです。
　ベンチャー企業や小さな会社（小売店も含む）ならば、会社自体が妖怪の経営による妖怪の就職口確保のために作られたりする場合もあり得ます。
（参考：『サラリーマン金太郎』『ショムニ』『未来戦隊タイムレンジャー』）

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