ＪＧＣ２０００

「鈴木銀一郎先生に挑戦！」
　これこそＪＧＣの名物企画。毎年、何人もの挑戦者がゲーム界の長老、鈴木銀一郎先生に真剣勝負を挑み、用意された記念品を勝ち取ろうとするのだ。今年もフリープレイ卓のNO.1を借り切って鈴木先生が挑戦者を待ち受ける。

　準備されたゲームは『カタンの開拓』『モンスターメーカー』『将棋』その他。 時間が空いた１８時過ぎに『グローカル・ヘキサイト』をしている鈴木銀一郎先生を見つける。先の対戦が終わったとき、次の挑戦者はまだいない。イベント間の隙間時間なのが幸いしたのかもしれない。
　今がその時だ。やるゲームはちょうど一局終わったばかりの『グローカル・ヘキサイト』だ。六角形が七つ並んだボードに三角形、四角形などの複数の駒を並べていくパズル風陣取りゲームとでも言うか。手駒がカード指示による他は運の要素がない知力勝負の奥が深いゲーム。（ヘキサイトの詳細については　公式サイトへ　） 先生の実力は数段上だと想像は付くが、当たって砕けろ、と挑戦した。

　まずは先手。胸を借りるつもりが、プレイしていくうちに真剣勝負に引き込まれていった。普通なら勝てる相手ではない、お互いに次の一手に困るような相討ち戦術で持久戦に持ち込んだ。 実はこのゲーム先手が若干有利なのだ。序盤のリードを何とか持ちこたえて結局１５点差で辛勝した。

　続いて後手。本来の対局では先手後手を交代し２回のトータル得点で勝敗を決するのだ。 しかし、一戦目で消耗しすぎたためか序盤でミス。途端に試合巧者の鈴木先生のペースに巻き込まれた。終盤で少し善戦しても間に合わず３５点差の大敗。トータルで２０点の敗北だった。実戦経験が多くないだろうと想像して選んだ『グローカル・ヘキサイト』だったが、流石は鈴木先生である。久しぶりに熱い勝負を経験させてくれた鈴木先生に感謝。約１時間と短時間だが、今大会で一番集中力を使ったひとときであった。しかも、先手番だけでも勝ったということで、懐かしのカードゲーム『悪の帝国』を頂いた。再び感謝。


ＪＧＣ２０００
　　フリープレイ１
　　カルシファード忍法帖
　　鈴木銀一郎先生に挑戦！
　　央華封神RPG
　　バー＜うさぎの穴＞
　　フリープレイ２
　　閉会式