ガープス・サッカー　ver.02

3. サッカー動作

●サッカー動作の習得

格闘動作と同様にCPを消費して習得します。習得難易度はすべて難です。

●動作と判定

キック
ボールの移動速度はキックのダメージと同じです。空手技能やサッカー技能があれば、キック力が増します。キック力は「叩き、突き」に格闘技能の1/10か、空手技能の1/5、サッカー技能（あるいはキック動作）の1/5のうち、最も高い修正を加えます。
ゴールキーパーはサッカー（キーパー）技能を習得のベース技能にできます。

パス
技能判定をします。狙った場所（相手）へうまくパスできるかどうかは、距離によって異なり、距離修正があります。失敗度が小さい場合は狙った場所に近い位置に届くので周囲に敵がいなければ、たいていはパス相手にボールが渡ります。

シュート
狙った場所へうまくシュートできるかどうかは、距離によって異なり、距離修正があります。ペナルティエリアの外からなら、最低でも-6の修正になります。さらにゴール隅を狙う精度の高いシュートを撃つこともできます。自主的に修正（-1から-5まで）を加えて、キーパーへのペナルティにできます。狙い過ぎると失敗して外へ出てしまいます。成功度０の場合はコーナーポストかゴールバーに当たったことになります。ノーマークの時には狙いをつけることが出来ます。セットプレーの時には+3修正があります。

ブロック
パスやシュートをブロックします。その行動が行われたターンのうちにボールの進行方向へ割って入って、技能判定に成功すればキープできます。失敗してもボールの方向を変えられますが、ファンブルすれば意図せぬ方向へいってしまいます。

トラップ
パスを確実に受け取る動作です。サッカー技能で判定します。

マーク
相手選手をマークし、行動しにくくします。相手は隣接しているマークの人数だけ行動に不利な修正を受けます。マークを外そうとするときに技能の即決勝負を行います。

タックル
敏捷力の即決勝負を行います。防御側が勝つとボールはこぼれ球になります。即決勝負に関係なく、成功度だけお互いにダメージを与えます。生命力の半分以上のダメージを受けると転倒判定をします。相手が転倒すれば反則になる可能性が高いです。背後からのタックルする場合は+5修正があり、かつ相手は判定できません、当然ながら反則をとられますが、プレーを中断して仲間が戻る時間をかせげます。
タックルの判定にファンブルするとイエローカードを得ます。

フェイント
あらゆる行動と組み合わせることが出来ます。即決勝負に勝っただけ、相手の防御行動にペナルティを与えます。

すり抜け
敵を通り抜けて突破します。敵に組みつかれているときは自動的に失敗します。 敏捷力の即決勝負を行います。抜こうとする側には、防御側が１人いるごとに-5の修正があります。

組みつき
隣接している敵に対する行動です。敏捷力の即決勝負を行います。組み付く側には＋3の修正があります。組み付きに成功すると相手の移動を封じることができます。さらに、次のターンに転倒させることが出来ます。敵の体力に対して、体力または敏捷力で即決勝負を行い、成功すれば敵は転倒します。
なお、組み付きは反則です。審判のルール技能と即決勝負を行い、成功すれば見つかりません。失敗すれば、反則をとられイエローカードを得ます。相手のフリーキックになります。 ファンブルすればレッドカードを得ます。

●キーパーの判定
敵がシュートしたら、キーパーは防御できたかパンチング判定またはキャッチ判定を行います。移動力の半分まで移動できますが、移動距離がそのまま判定へのペナルティになります。ボール速度修正（移動速度の1/10、端数切り捨て）がペナルティになります。キャッチに失敗した場合に、サイコロの出目がキーパー技能値より低ければボールはゴールに入らずこぼれ球になります。