ガープス・サッカー　ver.02

4. 特殊なサッカー動作

●特殊なサッカー動作

通常のサッカー動作と同様にCPを消費して習得します。習得難易度はすべて難です。前提技能が必要なものもあります。
特殊なサッカー動作を使用すると疲労します。

●特殊なサッカー動作の説明

オーバーヘッドキック　前提：軽業　技能なし値：キック-4　上限：キック-1
後方回転するため勢いでキック力に+2、コースが読みにくいので防御判定-2になります。 キックした後は必ず転倒します。1点疲労します。

必殺シュート
必殺シュートには個性ある名前を付けなければなりません。内容的には豪球、破壊力、縦変化、横変化、地面速球の５種類に分かれます。必殺シュートを使用すると疲労します。余分に１点疲労すると、移動速度をキック力の２倍にできます。必殺シュートをキーパーもしくは防御側の選手が止めた場合は、キック力と同じだけのダメージを与えます。ダメージが生命力の半分以上の場合は転倒判定を行います。ダメージが生命力以上の場合は生命力判定を行い、失敗すると防御に使用した部位（普通は腕）を負傷して一時的に使えなくなります。また、ルール的には無意味ですが、キック力10以上のシュートがゴールした場合はネットを突き破ります。

必殺シュート/豪球　　技能なし値：シュート-3　上限：シュート
力を込めた直線的なシュートです。キック力が＋２されます。1点疲労します。
（名前の例：猛虎シュート、火炎シュート）

必殺シュート/破壊力　前提：豪球　技能なし値：シュート-5　上限：シュートか豪球の低い方
渾身の力を込めた強烈なシュートです。キック力が「振り＋修正」になります。モーションが大きいので防御判定に＋２のボーナスがあります。２点疲労します。
（名前の例：雷獣シュート、殺人シュート）

必殺シュート/横変化　　技能なし値：シュート-3　上限：シュート
ボールにカーブ回転あるいはシュート回転を与えてゴールを狙います。２回判定を行います。１回目は曲がる角度をキーパーが読めたかどうか、フェイントと同様に即決勝負します。成功度の差だけ防御にペナルティを与えます。キーパーが勝った場合は防御判定にボーナスを与えます。ただし、このシュートを撃つことを知られていない場合はキーパーの成功度を０とみなします。２回目はゴールネットを狙えたかどうかの判定です。これに対してキーパーが防御判定します。1点疲労します。 なお、このシュートはフリーキックやコーナーキックで直接ゴールを狙うことができます。
（名前の例：ブーメランシュート、バナナシュート、カミソリシュート）

必殺シュート/縦変化　　技能なし値：シュート-4　上限：シュート
高く蹴ったボールが弧を描くようにしてゴールを狙うシュートです。キック力が＋１されます。防御判定に-4の修正を与えます。なお、このシュートは防御側選手の頭上を超えてゴールを狙います。1点疲労します。フリーキックで直接ゴールを狙うことができます。
（名前の例：ドライブシュート、スライダーシュート）

必殺シュート/地面速球　　技能なし値：シュート-3　上限：シュート
地面を這う速いシュートです。1点疲労するとボールの移動速度がキック力の２倍に、２点疲労すると３倍になります。
（名前の例：王蛇シュート、荒鷲シュート）

顔面ブロック　　技能なし値：サッカー-3　上限：サッカー
相手のシュートを顔で止める防御動作です。まず意志判定を行います。成功度がブロック判定のボーナスになります。失敗すると、怖くて顔面ブロックはできません。ボールの威力を全て顔に受けるので必ず朦朧状態になります。生命力の半分以上のダメージを受けると、気絶判定が必要です。１点疲労します。

三角蹴りディフェンス　　前提：軽業、空手　技能なし値：空手-5　上限：空手
軽業を得意とするゴールキーパーのみが使う技です。ゴールポストを蹴って反対側にシュートされたボールに追いつきます。２点疲労します。

漢（カーン）　　前提：キーパー、強靱精神　技能なし値：強靱精神-3　上限：強靱精神
キーパーが仁王立ちして待ち構え、その存在感によって与えるプレッシャーが敵のシュートを失敗させる技です。敵がシュートする直前に割り込んで使用します。相手選手１人の意志に対して即決勝負を行います。勝てば、成功度の差だけシュート判定に修正を与えます。相手がシュートをパスに変更したり、別の選手がシュートした場合は効果ありません。１点疲労します。