8月27日夜、放浪編

フリープレイ終了後、まずはチェックインを済ませて鍵を受け取り、手荷物を部屋に置きに行く。次の予定は17：30からのR&Rセッション整理券抽選。磯子駅まで戻って宿泊用荷物を回収し、夕食など買い出しを済ませる。時間が読めない以上、手早く食べられるものが中心になってしまう。寂しいけれど、お祭りなのよね。食う時間さえ惜しい、けれど補給は重要。部屋に冷蔵庫があるので、最大限に活用させてもらう。

ネットのオフ会があるので、整理券抽選前に顔を出す。簡単に挨拶しただけで、じっくり話す時間がなかったのが惜しまれる。顔と名前を覚えるのが苦手な場合は、覚えてもらえるように努力するしかない。新選組の法被というとネタっぽいが、あくまでも「誠」という一文字の“生き様”に憧れるという意味で着ていた。「至誠に悖るなかりしか」という言葉もある。

期待していた『扶桑武侠傳』セッション整理券抽選はハズレ。一時的にテンションが下がった。代替えを探してフリープレイ卓のプレイヤー募集用紙を見ると『ブルーローズ』の参加枠４人のうち、３人分残っていた。自分にとって『ブルーローズ』は複雑な縁故あるシステムだ。GM経験がアルファ版のみというのも微妙だが、サークル内での評判は上々でプレイヤー参加を重ねている好きなシステムだ。このシナリオも、JGC公式サイトの事前予約で気合いの入った宣伝を書いてあったので期待していた。終了時刻が1：00なのが気になったが、それはそれ。後のことはどうとでもなる。参加チケットを切り取って時間待ち休憩。ところが、開始時刻19：00になっても人が集まらない。スタッフがやって来て、GMの体調不良による中止を告げる。ショックだ。自分の卓にプレイヤーが集まらなくてやむおえず中止にした寂しさは経験があるが、希望した卓が中止になったのは経験がない。せっかくの『ブルーローズ』が。

だがしかし、この程度では逆境とは言わない。JGC会場、横浜プリンスホテルにいるのだ。参加できなかった初日に比べれば、ゲームをする方法はいくらでもある。

THiRD Cafeの掲示板にて『モンスターメーカーRPGレジェンド』があることを知る。20：30から約３時間と、深夜のイベントまでの時間を埋めるのにちょうど良い。百木幸七郎先生の卓もあったが、時間が合わず断念。「裏の畑でポチが鳴く」というシナリオ名に若干の不安を覚えながら、参加を申し込んだ。20：30になって卓に行くと、いっこうに始まる気配がない。どうやら参加申込者が１人だけだったので、人を集めているらしい。10分程遅れて、セッション開始した。GMは、みけねこ氏。HNのみで素性は不明である。プレイヤーの１人はスタッフらしい（翌日、GMしている姿を見かけた）。『モンスターメーカーRPGレジェンド』では基本的には、既成キャラクターを選択する。初システムで複雑なルールのある魔法使いも面倒なので、戦士系にする。カードゲーム『モンスターメーカー』が初めて出た昭和の時代を懐かしむ雑談をしながら、印象だけで選んだ。＜永遠の戦士＞シリーズの架空都市に語感が似ているというそれだけの理由で、タムローンを選択した。タムローン、ラクーナ、ヒッタタス、ディアーネ、という戦士３人盗賊１人というパーティー構成になった。ロールプレイで経験点が与えられ、セッション中にどんどんレベルアップしていく成長システムや、リザレクション現象という世界設定には面白いものがあった。とりあえず、TRPGのプレイヤーが出来たので満足である。

時間つぶしというと語弊があるが、19：30から１時間程、フリープレイ卓でカードゲームを遊んだ。短時間にもかかわらず『ヒクタス』『クク』を遊んでくれた人たちに感謝したい。

　　8月26日、横浜一人旅
　　8月27日、会場到着
　　フリープレイ１『ガープス』
　　8月27日夜　放浪編
　　シェアードワールド・ノベル・トークショー
　　8月28日、朝の紅茶
　　フリープレイ２『ダブルクロス』
　　閉会式