閉会式

16：00にセッションを終えて、一息ついて「Role&Roll」新作発表会を見に行く。ヒゲの宮野編集長、北沢慶先生に並んでゲスト席に座っているのは、山田力造先生であった。 様子をみるだけのつもりだったが、まばらな客席の後ろの方に座り、じっくり聞くことにする。「デーモン・○○（仮題）」という、悪魔憑きを演じるTRPGらしい。ベースが人間か動物か選べて、いろいろ違いがあるらしい。スラップスティック風の超人モノらしく、なかなか面白そうではある。どうでもいい話だが、「デーモン・○○」と聞くと、12年くらい前に遊んだ関西系の同人RPGの佳作を思い出した。たしか・・・。

16：30頃になると聴衆が増えて来たので退出し、紅茶を飲みに行く。廊下などですれ違う知人たちと世間話などしながら、閉会式を待つことに。

準備待ちや移動などあって、17：25から閉会式が始まった。先ほど廊下ですれ違った（挨拶できなかった）浴衣美人は、閉会式の伏線だったのかと一人で納得。
宮野氏の話によると、今年は過去最高の参加者数だったらしい。宿泊参加812名、当日参加約400名、ゲスト・スタッフ全てあわせると約1600名という規模であった（発表数字は実数だったが、メモらず）。

安田均先生の挨拶、友野詳先生の小話、スティーブ・ジャクソン氏の挨拶、と続き、最後を締め括るのは鈴木銀一郎先生のお言葉であった。「来年もまた会おうぜ」に「オー」と力強く拳を突き上げて、JGC本祭は終った。そして、帰り道、出口へと続く階段の手前で鈴木銀一郎先生が待っていた。参加者の一人一人と力強い握手をしていた。握手を交わし、帰路についた。

安田均先生も年齢より若く見えるが、スティーブ・ジャクソン氏も鈴木銀一郎先生も皆さん若い。ゲームによって脳が活性化したり、ストレス解消したりといった健康法に通じるのかもしれない。誰か研究する人いないかな。

新幹線にて
今年のJGCは新作購入の点では不作だった。買って帰ったのは『迷宮探検競技』と、トーキョーNOVA-D　SSS特別編『仮面舞踏会』の2点だけ。新横浜から帰りの新幹線で読むと『仮面舞踏会』収録のシナリオ「アルティメット・ランブル」は凄い。情感こそ欠いているが、『甲賀忍法帖』のバトルの系譜に連なっている問題作だ。プレイヤー8人で、4人VS4人の真剣勝負っていいんかい。

　　8月26日、横浜一人旅
　　8月27日、会場到着
　　フリープレイ１『ガープス』
　　8月27日夜　放浪編
　　シェアードワールド・ノベル・トークショー
　　8月28日、朝の紅茶
　　フリープレイ２『ダブルクロス』
　　閉会式